突然終わるかもしれないブログ

確率や統計の内容について記事を書く予定です.

Exercise3.5.11(Robins&Siegmund(1973))

Exercise3.5.11
ν>0, c>1 に対して次のような -stopping time を定義する.

このとき

[証明]

よって . また

より

・・・(1)

あとは であることを示せば十分である.なぜならばこれが成立すればWaldの恒等式から

となり,(1)の両辺の期待値をとって整理すれば

を得るからである.実際計算してみると

となり,証明が終わる.[証明終]


最後のR_cの可積分性を示すのに苦労しました.