fully T_4 ⇒ T_4
fully T_4 ⇒ T_4 の証明を思いついたのでメモ. (fully T_4 の定義は任意の開被覆に対して open star refinementが存在する.)
対遇をとって T_4 でない ⇒ fully T_4 でない ことを示す.
T_4でないとするとある互いに素な閉集合F_1,F_2があって,F_1,F_2を含む任意の開集合O_1⊃F_1, O_2⊃F_2に対して となる.開被覆 を考える.fully T_4であるとする.点xのopen star refinement を とする.このとき
であるから仮定よりあるF_1の点a_1とF_2の点a_2があって
の点aをとる.open star refinement の定義から より ,また より となるから となる.ところが は のいずれにも含まれないから矛盾.よってfully T_4ではない.
Scheffe's Lemma
David Williamsの『Probability with martingales』という本(下のやつ)のChapter5にあるScheffeの補題(5.10)のところにあるExerciseの証明のメモです.
Probability with Martingales (Cambridge Mathematical Textbooks) (1991/02/14) David Williams 商品詳細を見る |
まずFatouの補題より
また
より
a.s.収束と位相
Durrettの本に
Since there is a sequence of random variables that converges in probability but not a.s. , it follows that a.s. convergence does not come from a metric, or even from a topology.
とあった.
確率論の授業でも紹介されてた主張で,どう示すのかなと思っていたのだけれど,Durrettでは
Let be a sequence of elements of a topological space. If every subsequence has a further subsequence that converges to y then .
という主張から導けると書いてあった.
これからもしa.s.収束がある位相で定まると仮定して矛盾が導ける.確率収束する列から任意に部分列(確率収束する)をとって,Borel-Cantelliの補題からその確率収束先に概収束する部分列を取れる.概収束が位相から定まるという仮定と上の主張から,もとの確率収束する列は概収束する.これは矛盾.
という感じになる.