突然終わるかもしれないブログ

確率や統計の内容について記事を書く予定です.

d(≧3)次元ベッセル過程はt→∞でほとんど確実に無限大に発散する

Problem3.3.24
をr(≧0)を出発するd(≧3)次元ベッセル過程とする.このとき

が成立することを示せ.

証明
伊藤の公式から は非負値局所連続マルチンゲールである.よって連続な優マルチンゲールであるから が存在する.重複対数の法則より .よって となる.これより となるから, [証明終]